先日投稿した記事の続きです🎨
kumowasukidesuka.hatenablog.com
前回記事は夕暮れ時から日没までの撮影でした
今回は日没後から黄昏時までの撮影です

記事タイトルが『見たままの色で』の観点から
ホワイトバランスの設定などを
ぶつくさ書かせていただきます
実は夕暮れ時の色合いに関する設定は
選択肢の幅広さゆえに悩むことが多いです
それは逆に云うとカメラ機材の進歩から
細やかな設定が可能になった
恩恵とも云えます

デジタルカメラが普及し始めた
2000年代前半頃の機種
例えば CANON EOS 10D の時代では
ホワイトバランス(以下WB)を
『晴天』『曇り空』『日陰』に設定
もしくは『オート』に合わせて対応するしか
選択肢はありませんでした

反面 EOS 10D や同世代機種の各設定には
許容範囲に幅広さがあり
意外と的を得た色合いに収まることが多く
逆に悩まなくて済む気楽さもありました
2000年代中頃から後半になると
WBに加えてピクチャースタイルでも
色合いの調整が可能となり
更にWBの補正まで可能となりました

手作業だったイメージセンサーの清掃に
自動清掃機能が装備されたことに加え
ファインダー視界性やモニター画面の色合いが
EOS 30D と比較して飛躍的に改善されました
とても使い易くて現代でも実用に耐えうる
ハイポテンシャルな機種でしたが
シャッターボタン電子接点の汚れが原因で
レリーズの反応が悪くなる持病があり
残念ながら数年前に手放してしまいました…

日が沈む西空とは反対側の東空
地平線が仄かな桃色のような紫色
確かWBはオートの設定でした
現代のカメラは設定に迷った時には
オート(AWB)の選択で
好結果になることが多いです

私的には現代の機種なのですが
既に製造後10年以上経過しているのですね
前述のカメラ達から更に高機能となり
現在でも十分に通用するスペックではあります
特にファインダー内で確認できる水準器は秀逸で
悦に浸りながら撮っているのです(笑)
偉い人には分からんのです(笑)

カメラオタクの前置きが長くなりましたが
頭上の雲が夕焼け色に染まる頃合い
この色合いは少し盛っていますねぇ(笑)
うふっ…綺麗だわぁ(笑)

この頃合いからWB補正で微調整を始めます
kumowasukidesuka.hatenablog.com
WB補正は以前の記事でも取り上げましたね

グリーン(Y軸)とアンバー(X軸)で
それぞれの成分を配合して調整しました
ここまで色合いが決まってくると
ほぼ設定作業は完了です

この明るんだ西空が綺麗でした

時間の経過と共に少しずつ輝度が下がり

ぶつくさ撮り続けた夕暮れ時でしたが
夕焼け色に染まる空を目の当たりに
暫し言葉を失う瞬間があります
何度も巡り逢ったはずの夕焼け空に
何度でも感動してしまうのです

御訪問の皆様
今日も一日お疲れ様でした
佳い夜をお過ごし下さい🌆