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HONDA CG 125~その2『悩ましい整備事情🔧』

去年ヤフオクで購入した

HONDA CG125

kumowasukidesuka.hatenablog.com

12月3日から乗り始めて1カ月が過ぎ、

その間に乗りながら整備も実施しました。

 

前オーナー様が変更した主な箇所は、

丸目LEDヘッドライト(超明るいっス😊)、

スワローハンドルリヤサスペンション

そして前後タイヤダンロップ製)。

特にサスペンションと前後タイヤは、

性能面で改善されて有難いのですが…

 

スワローハンドルは私のポジションに合わず、

シートとステップはノーマルであることから、

ヨーロピアン系のアップハンドルに変更しました。

 

本当はメーカー純正品が欲しかったのですが、

中華製バイクということもあり、

バイク用品店のオーダーシステムからは、

機種名車台番号(フレームに打刻)だけでは、

アクセスできませんでした。

それならばとメーカー代理店に問い合わせたのですが、

HONDAといえど中華製は門前払いにされてしまい、

陸の孤島を感じた…

仕方なく汎用の社外品ハンドルを購入しました。

 

これがアップハンドルに交換した状態です。

肩肘張らず自然な位置でハンドル操作ができ、

長距離でも疲れないポジションになり、

バックミラーも見やすい位置になりました。

 

全体的なバランスや外観も、

こちらの方が私好みです。

 

エンジンの調子が今一つなので、

エアクリーナーを点検したのですが、

エアクリーナーボックスを開けてみると…

 

何と…!

エレメントが真っ二つに裂けていました。

 

更にエアクリーナーとキャブレターを連結する、

コネクティングチューブは、

ひび割れてところどころ穴が開いている

これでは損傷部位から空気を吸ってしまい、

幾らキャブレターを調整しても、

安定した燃焼状態は望めません。

新車購入して2年程度しか経っていない、

まだ新車同然の機体であるはずなのに、

恐らく前オーナー様も不調の原因が判らず、

苦労されたのではないでしょうか。

 

エアクリーナー清掃で済む予定が、

想定外の状態でしたから、

裂けたエレメントはタイラップで縛り、

穴の開いたコネクティングチューブは、

電装配線用テープで応急処置🤕

部品交換が必要になりますが、

前述のハンドル交換でも触れた通り、

メーカー代理店からは門前払いされる有様です。

上記部品につきましてはヤフオクで捜したり

ネット検索でCG125をメンテしている、

ブロガー様の記事から部品番号を入手して、

何とか調達することが出来たのですが、

これでは先が思いやられます。

ところが…

更にネットで調べると以下のサイトに辿り着きました。

 

www.cmsnl.com

恐らく1970年代に製造された、

CG125英語版パーツリストです。

翻訳で日本語表示にできますし、

基本設計は現行機と変わらないので、

このパーツリストの対象部品番号を、

バイク用品店のオーダーシステムで照合できれば、

現在でも国内流通部品であることが判ります。

これにより整備対象箇所が大幅に広がりました。

 

バイク用品店のオーダーシステムで、

無事購入できたコネクティングチューブ。

やや取合い寸法に差異はありますが、

機能上問題無い状態で装着できました。

部品情報は以下の通りです。

部品名称:コネクティングチューブ

部品番号:17253-KE2-601

 

エアクリーナーエレメントには、

少量のエンジンオイルを含ませ、

手で揉み全体に浸み込ませます。

これにより集塵力が高くなります。

 

因みにエアクリーナーエレメントは、

ヤフオクで新品を購入しました。

部品番号が判ったらブログで紹介します。

たかがエアクリーナーの清掃作業で、

こんなに頭を悩ませたのは初めてです。

 

ところで吸気系のカスタムパーツには、

社外品パワーフィルター等がありますが、

メーカーの精密なデータに基づいて開発された、

純正エアクリーナーの方が、

総合的な性能面で優れていると考えます。

それはポジション関連の部品にも云えることで、

専属のテストライダーが試験走行を繰り返して、

最適な部品が選定されているものです。

 

その観点から一見地味な純正部品は、

例えばプレス加工で大量生産されるような、

単価が安い部品であっても、

様々な条件をクリアーして選定された、

製造者の芸術作品であり、

その集大成がノーマル車であると考えます。

 

基本的な整備が進むと、

次は磨く楽しみが待っています。

上記は手入れ前の、

ヘッドライト周りです。

 

コンパウンドなど研磨剤は使わず、

潤滑スプレーを含ませたウエスで、

丁寧に時間をかけて磨きました。

 

近日オイルストレーナーの清掃を含めた、

オイル交換を予定しております。

HONDA CG125は、

乗る愉しみ整備する愉しみが、

沢山詰まったオートバイですね。

(*´ω`*)🔧~🎵

 

御訪問の皆様

今日も一日お疲れ様でした

 

佳い夜をお過ごし下さい🏍🎵