☆ジャンク商品の入札、落札、収集、記事投稿は自己責任です。
各メーカーの各シリーズを収集して収拾が付かなくなる恐れがあります。
最近の充実した雲フェチ活動の傍らで、
ジャンク機材も入荷していたので、
そこら辺の状況も書かせていただきます。
私は撮影と同じ程度、
機材にも関心をもっていて、
工業製品としての観点から、
特に1970~90年代頃のカメラに興味があり、
その収集も趣味にしています。
先日カメラのキタムラでゲットした2台…
左 CANON T50
右 MINOLTA α707si
例のごとくジャンク品です (^^♪
それぞれ550円(税込)で購入
MINOLTA α707si は別の機会に紹介します。
本日は CANON T50 を入手して、
ラインナップが揃ったことから、
その他にも収集した、
CANON Tシリーズを紹介します。
年代順にT50(`83)→T70(`84)→T80(`85)→T90(`86) となります。
海外向けに販売されたT60 という機種も存在しますが、
余程のマニアでないと所持していないのでは?
時代的な風潮だったのでしょうが、
並べてみると年々機体が、
大型化しているのが分ります。
普通はコンパクトになっていきますからねぇ~
それでは個々のカメラを紹介していきます。
CANON T50 愛称『オートマン』
シャッタースピードは調整できず、
絞りリングを『A』に合わせて、
あとはシャッターボタンを押すだけ。
シャッタースピードは表示されず、
絞り値も自動で調整されるので、
細かい撮影条件を自分で設定するユーザーには、
『レンズを交換できるオートボーイ』等々…
かなり酷評された機種ですね。
フイルム巻戻しクランクが付いている、
最後の機種だったと思う。
多分このカメラ使わないなぁ…
(純粋に工業製品としてのみ興味があった…)
CANON T70 愛称『インテリジェント・シューター』
この機種からフイルム自動巻戻し機構になる。
シャッター速度優先AE機で、
約1年間くらい使っていた時期もあり、
結構好きな機種です。
ただ間の抜けたレリーズ音が好きになれなくて、
CANON F-1N を購入してからは、
全く使った記憶がありません…
CANON T80 愛称『アートロボ』
CANON 初のAF機となります。
このカメラはT70 の後継機というより、
T50 をAF機に改造したような感じですかね。
この個体は故障品のため動作確認できませんが、
液晶のアイコンは各プログラムモードを表しており、
モードボタンを押しながら、
シャッターボタン左のスイッチをスライドさせて、
各モードを選択するみたいです。
このカメラも実用しない自信があったので、
動作未確認の故障品扱いをヤフオクで購入しました。
(純粋に工業製品としてのみ興味があった…)
因みに画像で装着している FDレンズだと、
オートフォーカスは作動しないので、
専用のレンズが別途必要になります。
(使わないので揃えることは無いです…)
CANON T90 愛称『タンク』
この機種でTシリーズと云うより、
CANON MF機が完成を見た感があります。
実際にモードダイヤルを導入した操作系は、
この後にAF市場を席捲する、
『EOSシリーズ』の原型であり、
プロおよびハイアマチュア向けに相応しい、
完成度の高い機種であると云えます。
この個体は不動品を購入して、
ドライボックスに保管しておりましたが、
ある日シャッターボタンを押すと、
何事もなかったかのように、
正常動作をするようになりました。
湿気が取れたからかな?
すごく不思議な瞬間でした…
近日このカメラは使う予定です。
以上 CANON Tシリーズの紹介でした。
まぁ御覧の通り…
使わないカメラを相当数所持しておりますが、
たまに電源を入れて空シャッターで動作させて、
各カメラ独自の操作手順や操作感を楽しみ、
そのデザインを鑑賞することは、
自分にとっては価値のある、
時間の過ごし方だと思っています。
とは言え…冒頭の注意文に記載したごとく、
どこかで線引きしないと、
無尽蔵に収集することになり、
本当に収拾がつかなくなるので、
普段の撮影とバランスを保ちながら、
常識の範囲内で(?)、
ジャンクカメラを楽しんでいきます (^^♪
本日は御訪問いただき、
特にジャンク機材に興味の無い方は、
最後まで御覧下さり、
ありがとうございました。