☆ジャンクカメラの分解修理は自己責任です。
以下の作業は機器に致命的な損傷を与える恐れがあります。
Yahoo!ブログが終了する間際の8月末、
分解修理に挑んだが破壊してしまった CANON EOS RT …
CANON EOS RT 破壊報告書~その1~
https://ameblo.jp/kumowasukidesuka/entry-12553623504.html
CANON EOS RT 破壊報告書~その2~
https://ameblo.jp/kumowasukidesuka/entry-12553623555.html
このまま部品取り機として保管することが濃厚ですが、
再度修理を試みたいと思います。
~ダウンすることは問題ではない、立ち上がらない事が問題なんだ~
『モハメドアリ名語録』より
とりあえず外装を外していきます。
前回の宿題が一つ…
ファインダー下部の遮光板が、
カバープレート下に入り込んだ状態で組んでしまった。
( EOS RT のみに付いている部品…
ぺリクルミラーは常に光が通過するため、
シャッター幕には特殊材質が使われており、
待機時シャッター後幕は閉鎖している。
この遮光板もフイルムへの感光を防ぐために追加されたと思われます…)
一度カバープレートを外して、
遮光フイルムがカバープレートの上に、
被さるように組み直しました(画像撮るの忘れた…)。
これが前回の分解で基板から抜けてしまった巻上げモーター関連のピン。
長さが約7mm…
取りあえず基盤に置いて位置合わせします。
(基盤裏側のハンダは除去します)
画像で5本ピンが並んでいる最上部のピンです。
UVライトで硬化する接着剤で固定します。
裏側から飛び出したピンをハンダ付けしました。
画像中央付近に3カ所並んでいる一番左のハンダ付け箇所になります。
フレキシブル配線の各穴にピッタリ位置合わせできたので、
2本のリード線を含む計10箇所のハンダ付けが完了。
これはひょっとして直るのでは…?
液晶と反対側の計19箇所もハンダ付け完了です。
(ハズキルーペ欲しい…)
エプロンカバー面の黒い配線が1本、
いつの間にか外れていて、
何処に結線されていたのか判らなかったので、
急遽、部品取り機 EOS 650 のエプロンカバーを外して、
位置確認するハメになりました…
作業は順調に進みましたが、
仮組状態で動作確認した結果、
残念ながら巻上げモーター関連の不具合が生じてしまい、
今回は完全動作品にすることは叶いませんでした。
フイルムを入れていないのにフイルム装填の表示が出る…
フイルムの蓋を開けるとレリーズ可能になるが、
フイルムの蓋を閉めると一回シャッターが切れる音がして、
フイルムを全て使い切った表示になり、
レリーズ出来なくなる…
巻戻しモーターは途中巻戻しボタンを押すと、
一定時間巻戻し動作を行い自動停止する。
いずれにしても正常な状態で無いことは確かです。
テストフイルムを装填しても、
上記の状況を好転させることは出来ませんでした。
分解修理作業中に中から脱落してきた部品…
これも動作不良の原因かもしれないですが、
何の部品なのか全く判らない…
どなたか御存知でしたら御教示ください。
何はともあれ一応シャッター幕は動作するようになったので、
多少は良い方向に向かっているのかなぁ…
巻上げモーターの機構について勉強したら、
(次回予告『部品取り機 CANON EOS 650 解剖白書』…?)
解決策が見つかるかもしれないし、
趣味でやっている事なので、
気長に楽しく経過観察します。
本日は御訪問いただき、
特にカメラの分解修理(破壊)に、
全く興味のない方は、
最後まで御覧下さり、
ありがとうございました。